アクセス数が増えたのにお問い合わせが増えない理由
【投稿日】2023.08.16【更新日】2023.08.16
こんにちは。大阪のホームページ制作個人事務所、ひつじウェブの前原です。
今日は、「ホームページのアクセス数が上がったのに、お問い合わせ数が増えない」といった問題への、実体験を交えた私の見解をお話しいたします。
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アクセス数が伸びてもお問い合わせが増えない理由
SEO対策によって検索順位が上がったり、有料広告を出稿したことによって、サイトへの流入数が上がっても、思うようにお問い合わせが増えないことがあります。
その原因は、サイト内部にあることがほとんどです。
訪問後の直帰率や離脱率が高い
ユーザーがサイトに訪問して引き返したり、ブラウザを閉じたりする割合を、直帰率や離脱率と言います。
直帰率が高くなる原因で多いのは、ユーザーが「このサイトには今自分が求めている情報がないな」と、判断することにあります。
【原因1】トップページのメインビジュアル部分が適切でない
一番多い原因は、メインビジュアル部分が適切でない場合です。
ユーザーはサイトに訪問した際、長い文章は読まない傾向にあります。
キャッチコピーは一瞬で読める文字数で、瞬時にどんなサイトかを判断できるもの、さらに、ユーザーの興味をそそる内容にする必要があります。
また、画像や動画を埋め込む場合も同じです。
キャッチコピーやサイト(事業)のテーマに合わせたものを使い、一貫性を持たせます。
【原因2】サイト内で迷子になる、目的のページが見つからない
2番目に多いのは、サイト内でユーザーが迷子になることです。
ユーザーは、サイトに『情報』を求めて訪問してきます。
サイトに辿り着いたものの、求めている情報がどこにあるかが分かりにくければ、離脱に繋がってしまいます。
【解決策1】
メニューや見出しは日本語表記
1番多い原因としては、メニューや各種見出しが英語表記になっている場合です。
大手企業や、ブランディングが確立しているサイトでしたら効果的な場合もあるので、一概には否定できませんが、一般的な日本人がターゲットになる場合、やはり日本語表記が一番わかりやすく親切です。
ひつじウェブでは、全て日本語表記のメニューで制作させていただいています。
【解決策2】
メニュー内容は親切設計に
また、メインメニューに『トップページに戻るボタン』を入れることも徹底しています。
ターゲットの年齢層にもよりますが、意外とトップページへの戻り方がわからない、といったご意見を耳にするからです。
【原因3】ページの読み込みが遅い
ページの読み込み速度が遅いことも、直帰率や離脱率増加に繋がります。
画像の容量を最小限に抑える、情報量を調整するなどして、表示速度を上げる工夫が必要です。
また、サイトを開いた際にロゴやアニメーションなどが表示される『ローディング画面』もそのひとつで、離脱率に繋がりやすい傾向にあります。
【原因4】過度なアニメーションで内容が入ってこない
過度なアニメーションを実装した場合、アニメーションに気を取られ、コンテンツ内容が頭に入ってきにくいという弊害があります。
アニメーションは魅力的で目を引きますが、適切に使用しないと逆効果になります。
ひつじウェブでは、コンテンツ内容がストレートに伝わるよう、アニメーションは最小限に抑え、直帰率や離脱率を下げることに注力しています。
【原因5】情報過多でわかりにくい
ついつい「これも伝えたい」「あれも伝えたい」と、色々と情報を詰め込みたくなるものですよね。
(私もそうです笑)
ですが、情報過多でわかりにくいサイトはユーザーにとってストレスになります。
情報量が多すぎると視線が迷う
まず第一に、画面上に表示される情報が多すぎる場合、ユーザーはどの情報に注目するべきなのか、分からなくなります。
また、コンテンツが無秩序に配置されている場合も同じです。
選ぶものが多すぎると選べない
第二に『選ぶものが多すぎる』のも、ユーザーを混乱させる原因となります。
コンテンツ内のリンク先は厳選したものにしましょう。
たくさん載せる場合は、選択肢の優先順位を決め、優先的に選んで欲しいものから並べ、なおかつ見た目も強弱をつけます。
あれもこれもと詰め込むよりも、こちら側がある程度厳選したものだけをシンプルに届ける。
ひつじウェブでは、そう心がけながらホームページを制作させていただいています。
【原因6】ポップアップ広告や過剰な広告
サイトに訪問する際に、強制的に表示されるポップアップがあると、離脱率が上がります。
どうしても必要な場合以外には、使わないようにしましょう。
また、過剰な広告表示も、信頼感を損ねる可能性がありますので、気をつけましょう。
※ひつじウェブが主に制作させていただいているのはコーポレートサイトですので、広告表示は使うことはありません。
サイト内のお問い合わせまでの導線設計
ひつじウェブでは、上記でご紹介した原因をひとつひとつ潰していき、直帰率や離脱率の低い(エンゲージメント率の高い)ホームページを制作します。
流入数を増やすことを目的とした『SEO対策』、流入した後のお問い合わせに至る確率を上げるための『導線設計』、その両方を運用プランにて力を入れて制作させていただいています。
詳しくは、お問い合わせください。