DETAIL 【印刷業者9選】チラシ販促で“伝わる広告”を届ける方法
投稿日/2025.05.21更新日/2025.05.22
カテゴリー:おすすめ記事、チラシや名刺など印刷物、制作者ブログ

今や広告の主戦場は、デジタルです。
SNS、検索連動型広告、アプリのプッシュ通知など、ターゲットの行動データをもとに最適なタイミングで広告を届ける手法が主流になりました。
とはいえ、紙のチラシや印刷物が完全に姿を消したわけではありません。
新聞折込やポスティングといった販促手段は、今なお一定の役割を果たし続けています。
目次
デジタル広告の強みと弱み
スマホやパソコンで目にする広告には、いくつかの強みがあります。
広告の反応がすぐにわかる
何人が見て、何人がクリックしたかなどが数字で確認できます。
届けたい相手にピンポイントで届けられる
年齢や性別、住んでいる地域などを指定して、広告を表示できます。
すぐに出して、すぐに直せる
思い立ったらすぐに配信でき、内容の変更や調整も簡単です。
一方で、インターネットで広告が過剰に表示されることで「情報が多すぎて記憶に残りづらい」「不快に感じる」という声も聞かれます。
また、前述の総務省データによれば、70代のインターネット利用率は約60%弱にとどまり、80代以上では3割を下回る水準です。
高齢層を中心としたアプローチには、別の手段も必要かもしれません。
紙のチラシに今も残る価値
そこで、紙の媒体です。紙媒体には、独自の特性があります。
ここでは、新聞折込広告やポスティングに関する実証データから確認できるメリットをいくつかご紹介します。
- 物理的に「手に取れる」安心感
- 地域密着型の情報配信に強い(配布エリアを指定できる)
- 冷蔵庫や玄関などに貼って保管されやすい
たとえば、日本新聞協会の折込広告効果調査では、約7割の人が「チラシは地域のお店やサービスを知る手段として役立つ」と回答しています(新聞協会広告委員会調査、2020年)。
さらに、紙媒体は「記憶に残りやすい」とする実験研究も存在します。カナダ郵便公社の調査(2015年)では、紙媒体はデジタル広告よりもブランド想起率が高いとする結果が示されました。
印刷物による販促は、「古い」ことではない

現時点で、チラシがすべての業界・商品で最適とは限りません。
ですが、特定のターゲットやエリアに対しては、いまだに有効な手段であることは、データが物語っています。
DXの時代だからこそ、あえて紙に目を向けてみる。
その視点が、新たな顧客との出会いを生むかもしれません。
おすすめ印刷業者9選
紙の販促を検討するうえで欠かせないのが、信頼できる印刷業者の存在です。
印刷品質はもちろん、納期対応力やデザインサポート、デジタル連携の有無など、業者選びのポイントはさまざま。
ここでは、そうした観点から選定したおすすめの印刷業者を9社ご紹介します。
ベストプリント株式会社

創業100年以上の歴史を持つ印刷会社。
オフセット印刷およびオンデマンド印刷に対応。
名刺、封筒、カレンダー、シール、伝票、クリアファイルなど多様な印刷物を取り扱い。
データ作成から印刷・加工・納品まで一貫対応。オンライン打ち合わせ(Zoom)にも対応。
- 会社名:ベストプリント株式会社
- 住所:〒140-0011 東京都品川区東大井2-15-1
- 電話番号:03-3763-4701
いろぷり

ネット印刷通販サービス。
チラシ、ポスター、冊子、名刺、ポストカードなど多様な印刷物を取り扱い。
オフセット印刷およびオンデマンド印刷に対応。
プレミアムデジタルプレスによる高品質印刷。24時間注文・入稿受付。
- 住所:京都府京都市南区上鳥羽藁田町61番地
- 電話番号:0120-89-7216
- 対応地域:全国対応
中和印刷紙器株式会社

オフセット印刷を中心とし、企画、編集、撮影、製版、紙器、製本、加工、出版、インターネットホームページ製作と一貫したあらゆる印刷物に対応。
QRコードなどを組み込むことでWEBコンテンツやSNSとの連動も可能。
- 会社名:中和印刷紙器株式会社
- 住所:和歌山市久保丁4丁目53番地
- 電話番号:073-431-4411
- 対応地域:全国
激安即日印刷のウイッツトーキョー

全国への当日発送にも対応。
複数の提携工場と連携し、柔軟かつ大量の印刷にも対応。
スマートフォンからの注文にも対応しており、オンラインで簡単に印刷物の注文が可能。
- 運営会社名:株式会社ニューエッジ
- 住所:東京都江戸川区船堀2-4-19
- 電話番号:050-5526-6563
- 対応地域:全国
DX時代こそ、“紙の力”を見直すタイミング
デジタル技術が急速に進化する今、販促の手段は多様化しています。
データに基づくターゲティングや即時性を活かせるデジタル広告は確かに有効です。
ですが、すべてをデジタルに置き換えたとき、本当にすべての人に届くのでしょうか?
紙のチラシには、手に取れる安心感や、地域に根ざした訴求力、そして記憶に残る強さがあります。
とくに高齢者やデジタルに不慣れな層に向けた情報発信では、その存在価値が再認識されつつあります。
本記事で紹介した印刷業者9社は、そうしたニーズに応える力を持ったパートナーです。
チラシ制作や印刷物の導入を検討している方は、ぜひご自身の目的に合った業者を選び、アナログとデジタルの“いいとこ取り”を実現してみてください!